TEM用高感度CMOSカメラ

Gatan社 直接検出型CMOSカメラ K3

 

 

K3™ は直接検出型カメラの撮像能力の新たな性能ベンチマークとなります。
全てを見直し新たに設計することで、ライフサイエンスと材料科学分野の双方に求められる
低電子線照射量観察に最適化された真の次世代カメラです。
K3カメラは、リアルタイム、単電子カウンティングを実現する直接検出型カメラに対する
Gatanの全ての知見を投入したカメラです。​

より高品質に
– 強力なインライン信号処理系によってK2カメラを越えるDQEを達成
– オプションで選択可能なインラインGPUモーションコレクションによって、テラバイト級の生データ保存が不要に
より大きく
– 24メガピクセル (5,760 x 4,092) の観察視野– K2カメラ比6倍を実現

より高速に
– 1,500フレーム/秒 – K2カメラ比 3.75 倍を達成

Gatan社 CMOSカメラ One View

 

 

 

One Viewカメラは、様々なアプリケーションに対応し、高速高感度で16メガピクセルの画像や動画を取得できます。
既存のCCDカメラからの交換が可能で、200kV~400kV範囲の加速電圧に対応します。

– 像観察およびin-situデータの取得において、4k x 4kピクセルカメラにおけるリーダーシップを発揮
– 常に4k x 4kピクセルのフル解像度で25 fpsの「ライブ」観察を達成し、
 像観察と像記録との間でピクセル数を切り替える必要がありません
– インラインデータ処理を使用したリアルタイムドリフトコレクションおよび共通視野抽出により最適化された像質を実現
– 最も感度の高いシンチレーターと光ファイバーを使用して高いS/N比で単一電子の検出を達成
– ダイナミックレンジを16ビット以上に拡張し、電子線回折像の記録においてビームストッパーが不要
– 像記録を支援し最適化するための直感的なワークフローにより、初心者ユーザーでも生産性が向上

In-Situオプション
– 常に100%のデューティサイクルで、4096 x 4096ピクセルでの25 fpsから512 x 512ピクセルでの300 fpsまで、
 柔軟にフレームレートと解像度が選択可能
– ビデオバッファにより必要な動画のみを取得でき、ルックバック機能で時間を遡った動画記録が可能
– In-Situ反応の開始を逃すことがありません
– 強力な取得データ処理機能を使用して解析に最適化したビデオが作成可能

Gatan社 CMOSカメラ Rioシリーズ

 

 

 

Gatan社は、多くのTEMユーザーへ革新的な機能向上をもたらす最新のCMOSカメラ、RioTMシリーズを開発しました。
Rioによって、視野、分解能、取得速度、そして感度の間でカメラ条件を選択する必要がなくなり、
試料からの情報を全て記録することが出来ます。

従来型のレンズカップリングやテーパード光ファイバーカップリングカメラでは、
シンチレータで発生する光の多くが失われています。

今回Rioの最適化された新しいシンチレータと1:1の光ファイバーカップリングによって、
光の信号発生とその検出効率を最大化することが可能となりました。

Rioは今後、最高加速電圧200kVのシンチレータカメラの新たなスタンダートとなるモデルです。

– 高感度: 新開発の最適化されたシンチレータと1:1光ファイバーカップリング。
  100%のデューティ比と超低読み出しノイズを実現するGpixel社製CMOSセンサーの採用
– 高分解能: 9 µmピクセル、30-200kVでの観察に最適化
– 広視野と高精細: 最大16メガピクセル (4k x 4k)
– ハイスピード: 4k x 4k 時最高20フレーム/秒、1k x 1k 時最高160フレーム/秒
– 高い操作性: シンプルな観察条件の設定を可能とするGatan Microscopy Suite® インターフェイス
– 高い柔軟性: 通常の像観察、高分解能像観察、その場観察、電子線回折、4D-STEMなど多くのアプリケーションにRioは使用可能
– Rioカメラ、全てにドリフト補正機能が標準搭載: ライブフレームレートでのフルレゾリューション観察が可能
– 外乱による像質低下を自動補正: 像撮影中の鏡筒、試料ホルダー、そして試料に起因するドリフトを自動補正
– ライブ、フルレゾリューションの表示: これまでのViewモードとAcquireモードの使い分けを不要とし、
  高速フーリエ変換像から確認可能なフルレゾリューションの情報がリアルタイムで表示可能

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